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わゆるつの終形態

'02.5.12.

サーキット用個人Ver7.2


先回のVer7.1に対して走行中のログを取り、
サーキットの全開と街乗りの両方で、補完。
ほぼ、満足出きるものになったので、当面の
サーキット用仕様のベースとして位置付け。


1.AE86 4A-GEの仕様…重要です

・シリンダブロック、クランク、コネクティングロッド:AE92後期オリジナル
・ピストン:AE111ノーマル(バルブリセスもそのまま)
・シリンダヘッド:AE92後期修正面研のみ
・シリンダヘッドガスケット:TRD t=0.8mm
・インテーク:AE101 4連スロットル+RS加藤インマニ+RS知多製キャブ用ファンネル改造品
・バキューム系:Freedom取説書相当仕様
・排気系は独立エキゾースト4−1、φ60マフラー(共に中古でメーカー不明)
・触媒有り、O2センサー純正
・スロットルセンサー:AE101純正
・バキュームセンサー:AE86純正
・ヒーターサーモスタット:AE86純正(低温開タイプではない)

2.Freedom係数設定

・個人での設定管理ver72(ver7はスロットル開度補正有りのサーキットシリーズ)
・今回、街乗りで、緩加速時の低速トルク改善を図った。効いたのは、
1)低スロットル開度(0-10%付近)×エンジン1500-3500rpm間のスロットル開度補正係数を上げた
2)加減速補正の吸気圧変化下限値をより小さな変化から開始させた事と吸気圧変化ゲインを上げた
上記は下記で、Ver7.1からの変化で赤く表示。

@基本パラメータ
・一気筒排気量:397cc
・インジェクタ噴射量:235cc/min(92後期純正)
・レブリミット回転数:8100rpm
・T-VIS回転数:4650rpm(適当で良い。但し、86後期ECU、又はそのAT車の場合は、T-VISソレノイドをエンジンW/Hに接続した方が良いようだ)
・アイドル燃料カット回転数:1850rpm
・ノーマル吸気圧なまし量:0.800
・アイドル吸気圧なまし量:0.100
・噴射時間なまし量:0.800
・点火時期なまし量:0.200
・吸気圧ピッチ:50mmHg

Aフラグ類
・噴射量マップ使用フラグ:1マップ
・スロットルスピードグラフ:0スピードデンシティ=Dジェトロ)

B吸気温補正
・−20℃:1.060
・   0℃:1.040
・  20℃:1.000
・  40℃:0.960
・  60℃:0.920
・  80℃:0.910
・ 100℃:0.900

C水温補正
・−30℃:2.000
・−10℃:1.620
・  10℃:1.400
・  30℃:1.250
・  50℃:1.100
・  70℃:1.000
・  90℃:1.000

D始動後増量補正
・−30℃:1.800
・−10℃:1.550
・  10℃:1.450
・  30℃:1.350
・  50℃:1.250
・  70℃:1.080
・  90℃:1.020

E-1始動後噴射時間
・−30℃:12.00
・−10℃:11.00
・  10℃: 8.50
・  30℃: 6.00
・  50℃: 5.00
・  70℃: 5.00
・  90℃: 5.00

E-2始動時噴射時間
・スロットル開度補正 0%:1.025
・スロットル開度補正10%:1.050
・スロットル開度補正20%:1.100
・スロットル開度補正30%:0.800
・スロットル開度補正40%:0.600
・スロットル開度補正50%:0.400
・スロットル開度補正60%:0.200
・スロットル開度補正70%以上:0.000

F加減速補正
・吸気圧変化下限値:7
・吸気圧変化上限値:108
・吸気圧変化ゲイン:0.014
・スロットル開度変化下限値:6.0
・スロットル開度変化上限値:11.5
・スロットル開度変化ゲイン:0.020
・水温補正−30℃:1.500
・水温補正−10℃:1.300
・水温補正  10℃:1.180
・水温補正  30℃:1.100
・水温補正  50℃:1.050
・水温補正  70℃:1.000
・水温補正  90℃:1.000

Gアイドル安定化補正
・アイドル補正間隔:3
・アイドル補正回転数分:0.0050
・アイドル補正吸気圧分:0.100
・回転数補正500rpm:1.000
・回転数補正1000rpm:0.600
・回転数補正1500rpm:0.200

H出力増量補正
・補正開始スロットル開度:95[%]
・出力増量補正値:1.180
・スロットル全閉レベル:12.4
・スロットル全閉レベル補正値:0.5
・スロットル全開レベル:65
・アイドル接点フラグ:有り
下図のように、ログで補正を確認して、ほぼ0-100%開度に連動させた

I非同期噴射量
・非同期噴射500rpm:0.50
・上限回転数:4000rpm
・非同期噴射下限値:8.0
・非同期噴射上限値:20.0
・非同期噴射ゲイン:0.200

J点火時期関係
・アイドル点火時期:16
・出力補正時進角:2
・アイドル安定化補正:0.050

Kエコノ補正…補正係数はエクセルダウンロード参照
・エコノゾーン1回転数:2500
・エコノゾーン1吸気圧: 400
・エコノゾーン2回転数:2500
・エコノゾーン2吸気圧: 700
・エコノゾーン3回転数:5000
・エコノゾーン3吸気圧: 400
・エコノゾーン4回転数:5000
・エコノゾーン4吸気圧: 700
 

3.Freedomの点火時期設定、噴射量マップ(スロットル開度補正+エコノモード補正有り)

データをエクセルファイルとしてダウンロード:jn4th72.xls

5/11に瑞浪サーキットで直線全開でのログを取り、その帰り道に市街地山間での緩加速でのログを確認。
・エンジン回転の特定部分で、スロットル開度に関係なさそうなものを燃料噴射量で修正。
・市街緩加速での0-10%スロットル開度部分でのリーン補正は、チップイン加速部分を吸気圧変化の補正で、その後の収束をスロットル開度補正で行なった。

・スロットル補正マップ(スピードデンシティ4連スロットル)は以下。


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