AE86のECUはインジェクタを電流制御しているので、インジェクタの抵抗値は関係ない(ということはないのだが、実用上無視できる)ので92後期235cc/minインジェクタ(15Ω程度)に交換しても、又、どんな抵抗値のインジェクタでもそのまま動作します(その容量に合致した燃料調整は前提ですが)。但し、今回確認したのは「前期」ECUであり、後期ECUでは確認していません。
・4気筒E/G用日産純正ドロッピングレジスタ:品番22698-36F00(\3850税別)
・ZAKI氏の得た情報を実践してみたが、これを、86インジェクタとイグニッションの間に結線することでインジェクタの抵抗値を揃えられるようです(←大嘘。抵抗値はさらに上がる)。
【追記】しかし、良く考えると、どう見ても抵抗値が下がる理由が無い、それは抵抗が並行に配線されないので、このままでは抵抗が下がるのではなく、流れる電流値が下がるだけのはず。インジェクタの焼損を避ける為に過大電流を下げるの意でドロッピングレジスタなのでは?インジェクタの抵抗値を上げているのもその為なのでは?(←これが正解のよう)
・ドロッピングレジスタの配線を、上図のように結線する。配線については、念には念を入れてテスターで調査しておく。
問題が一つ。実は、これで、86純正チップで回せると思っていたのだが、YASUチップではまわるが、純正チップではエンジンは完爆しなかった。理由は今一つわからないので、いろいろあたってみますので、今回の情報のまま配線するのは慎重にお願いします。
【追記】どうも、純正チップをECUソケットに逆に繋いだようで死んでしまっていました(ToT)後記のように、ドロッピングレジスタを挿入した状態で純正ECUでちゃんと走っています。
ところで、修理書を良く見ると、下図のように、インジェクタのイグニッション結合側からECUの6番に配線が走っている。この配線とECU内部の構造とで電源回線はどのように閉じているのかなぁ?
・結局、この配線全部がわからないとドロッピングレジスタの作用もわからないのかしら…
すると、やはり、86は特殊な制御で、低抵抗インジェクターでありながらソレノイド駆動が電流制御になっているということ?のようです。それで、92後期の高抵抗インジェクタにドロッピングレジスタまで加えると相当電流値が落っこちてしまいノーマルチップでは回らないということになる。YASU
ECU ではエンジンがかかりまわるのは、ZAKIさんが言うように内部が複数のマップを持っている(86汎用ECUとして作っている筈だから)のかもしれませんね>本当の所が知りたいものですが…。
N西さんのフリーダムは試作品?でなければ、ドロッピングレジスタ自体がいらないような感じです。
総合的には、純正ECUのままでは92後期インジェクタは回せないというのが結論?なのかも。いろいろな障害を考えると、92後期には92後期ECUとセットですべての補機ごと92後期で置換したのが最も正しいやり方のような気がしてきました。
なんか良い解決策は(フリーダムECU以外には)ないものでしょうかねー。(低抵抗210ccインジェクタ1.2*4万買うくらいならフリーダム買うわなーでもSOTECの550MHz
DVD付デスクトップPCと全く同じ値段だしなー…