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じめからり直しの

'03.2.23.
追加'03.2.26.

2003年ベースデータVer1.61用 jnbase03の作成

先回のカムシャフト位相ずれの発覚で、全ての燃調はパーになった。
カムを替えたので、どうせやり直しなのでまあ・・
ところで、下記仕様では、エンジン始動後10秒間は動けません。
始動後アクセル開けると、トルクがないので(薄過ぎた?)

1.AE86 4A-GEの仕様…重要です

・シリンダブロック、クランク、コネクティングロッド:AE92後期オリジナル
・ピストン:AE111ノーマル(バルブリセスもそのまま)
・シリンダヘッド:AE92後期修正面研のみ
・シリンダヘッドガスケット:TRD t=0.8mm
インテーク:AE101 4連スロットル+RS加藤インマニ+RS知多製キャブ用ファンネル改造品
・バキューム系:Freedom取説書相当仕様
カム:インテーク272deg リフト7.2、エキゾースト264deg リフト8.1
・排気系は独立エキゾースト4−1、φ60マフラー(共に中古でメーカー不明)
・触媒有り、O2センサー純正
・スロットルセンサー:AE101純正
・バキュームセンサー:AE86純正
・ヒーターサーモスタット:AE86純正(低温開タイプではない)

2.Freedom係数設定

Freedom本体Ver:FC-03a
・WINDOWS版FCSSのVer:Ver1.61(新たに最新Verでの適合とする)
・個人での設定管理file NO.jn03base(スロットル開度補正有りの通勤仕様)
・今回、R301→茶臼山方面→R153のルートで約3時間走行し、学習させて帰ったので、今後のベースにする。
1)学習の為に、エコノ補正は全て1とした(補正無し)。
2)今回、Ver1.61化で学習できないことについて、係数の詳細をあたったところ、いくつかの設定ミスを見つけた(後述の赤い箇所)。FCSSのVersion Upで、全係数が受け継がれているわけでもないのかもしれない(初期設定がエンジン他の仕様によっているわけではないので)。

@基本パラメータ
・一気筒排気量:397cc
・インジェクタ噴射量:235cc/min(92後期純正)
・レブリミット回転数:8500rpm
・T-VIS回転数:4650rpm(使わないので適当で良い。但し、86後期ECU、又はそのAT車の場合は、T-VISソレノイドをエンジンW/Hに接続した方が良いようだ)
・アイドル燃料カット回転数:1800rpm
・ノーマル吸気圧なまし量:0.800
・アイドル吸気圧なまし量:0.500
・噴射時間なまし量:0.800
・点火時期なまし量:0.700
・吸気圧ピッチ:25mmHg
サブボード使用フラグ:1(Freedomの内部のサブボード使用時は1、FC-03は全て1 *)
*注意* FC-01でNA8C用やAE101用を開発した時に、入出力の本数が不足したため、基板を2枚構成にしました。この追加した基板がサブボードです。FC-03になった時にサブボードの回路も標準で搭載したため、FC-03では「1」とするのが基本なのですが、FC-03のプログラムでは「サブボードフラグ」は見ていない(全て回路が付いているので)ので、どちらでも問題ありません。そのため、元々FC-01でサブボードが使用されてなかった車種については、FC-03でも0のままになっている場合があります。
E&Eシステム 淺原
水温補正吸気圧分:50mmHgから100mmHgなど、上側に対して単調増加であるように設定
空燃比制御 フィードバック比率:0.600→0.300大き過ぎるとO2センサーの反応速度に対してオーバーシュートし、制御目標空燃比が過大、過小になったりハンチングを起こす)
・   〃         〃            アイドル:0.050大き過ぎるとO2センサーの反応速度に対してオーバーシュートし、制御目標空燃比が過大、過小になったりハンチングを起こす)

Aフラグ類
・噴射量マップ使用フラグ:1マップ
・スロットルスピードグラフ:0スピードデンシティ=Dジェトロ)

B吸気温補正
・−20℃:1.060
・   0℃:1.030
・  20℃:1.000
・  40℃:0.960
・  60℃:0.920
・  80℃:0.910
・ 100℃:0.900

C水温補正
・−30℃:1.550
・−10℃:1.350
・  10℃:1.250
・  30℃:1.200
・  50℃:1.050
・  70℃:1.000
・  90℃:1.000
水温補正吸気圧分50mmHg:0.200
    〃        100mmHg:0.240
    〃        150mmHg:0.280
    〃        200mmHg:0.330
    〃        250mmHg:0.390
    〃        300mmHg:0.460
    〃        350mmHg:0.540
    〃        400mmHg:0.620
    〃        450mmHg:0.700
    〃        500mmHg:0.800
    〃        550mmHg:0.900
    〃        600mmHg:0.960
    〃        650mmHg:1.000
    〃        700mmHg:1.020
    〃        750mmHg:1.050
    〃        800mmHg:1.070

D始動後増量補正
・−30℃:1.500
・−10℃:1.450
・  10℃:1.300
・  30℃:1.250
・  50℃:1.100
・  70℃:1.000
・  90℃:1.000
始動後増量補正減少量:0.008(初期設定が0だったので設定した)
・       〃    減少率:0.990初期設定が1だったので設定した
       〃    減少率切り換えポイント:初期設定1→1.05始動後増量補正値がこの係数値を超えていたら空燃比フィードバックしないらしい。そういう意味では1.100の方がベターか?)
・減少間隔:3.0

E-1始動後噴射時間
・−30℃:20.00
・−10℃:15.00
・  10℃:10.00
・  30℃: 7.00
・  50℃: 5.00
・  70℃: 5.00
・  90℃: 5.00

E-2始動時噴射時間
・スロットル開度補正 0%:1.000
・スロットル開度補正10%:0.950
・スロットル開度補正20%:0.900
・スロットル開度補正30%:0.850
・スロットル開度補正40%:0.800
・スロットル開度補正50%:0.750
・スロットル開度補正60%:0.700
・スロットル開度補正70%以上:0.100

F加減速補正
・吸気圧変化下限値:6
・吸気圧変化上限値:108
・吸気圧変化ゲイン:0.007
・スロットル開度変化下限値:5.0
・スロットル開度変化上限値:11.5
・スロットル開度変化ゲイン:0.010
・加減速補正減少割合:0.010
・水温補正−30℃:1.500
・水温補正−10℃:1.300
・水温補正  10℃:1.180
・水温補正  30℃:1.100
・水温補正  50℃:1.025
・水温補正  70℃:1.000
・水温補正  90℃:1.000

Gアイドル安定化補正
・アイドル補正間隔:3
・アイドル補正回転数分:0.0040
・アイドル補正吸気圧分:0.008
・回転数補正500rpm:0.500
・回転数補正1000rpm:0.600
・回転数補正1500rpm:0.200

Hスロットル開度関係
・補正開始スロットル開度:150[%](学習ベースの為)
・出力増量補正値:1.180
・スロットル全閉レベル:12.6
・スロットル全閉レベル補正値:0.5
・スロットル全開レベル:63.0(ログ上のアクセル全開で102.6になっている)
・アイドル接点フラグ:有り
アイドルON開度:0.4
アイドルOFF開度:1.4(アイドルON+1degとした)

I非同期噴射量
・非同期噴射500rpm:0.50
・上限回転数:4000rpm
・非同期噴射下限値:5.0
・非同期噴射上限値:13.0
・非同期噴射ゲイン:0.200

J点火時期関係
・アイドル点火時期:16
・出力補正時進角:2
・アイドル安定化補正:0.040
・エアコン負荷進角:4
燃料カット復帰時遅角補正量:1
・       〃          復帰量:1

Kエコノ補正…学習用のため、設定無し(全て係数1)

3.Freedomの点火時期設定、噴射量マップ、スロットル開度マップ
@点火時期の表

A燃料噴射マップの表(FREEDOMの係数の1万倍で表示しています)


Bスロットル開度補正マップ(FREEDOMの係数の1万倍で表示しています)



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