[BEFORE] [NEXT]

び切ったスペンションは我が味噌にも似て

私は今晩の測定値を、生涯、決して忘れない

'04.7.19.

 

1.現状のサスペンションの仕様

@FRサスペンション
FRストラットシェル92ストラットショート仕様。今回、車高調整式に。
FRアッパーサポートメーカー不明のピロボールジョイント式。ピロはオーバーホールしている。
FRバンプラバー無し。
FRコイルスプリングメーカー不明。ID65の直巻きZ。本人は70[N/mm]程度と思っている。
FRダンパーTOKICO HTS 無断階段切り換え。減衰力はかなり物足りない気がする(ストリート用か?)。
FRスタビライザーバーTRD 86用。
FRスタビマウント及びスタビリンクブッシュTRD強化。
FRサスロアアームブッシュTRD強化→左だけ純正(誤って強化を捨てた)。
FRコンプレッションロッドブッシュTRD強化。

ARRサスペンション
RRコイルスプリングメーカー不明。本人は40[N/mm]程度と思っている。
RRバンプラバー純正の一こぶカット。
RRダンパーTOKICO HTS 無段階切り換え。減衰力はかなり物足りない気がする(ストリート用か?)。
RRスタビライザーTRD 86用。
RRロアアームブッシュTRD強化。
RRアッパアームブッシュTRD強化。
RRラテラルコントロールアームブッシュTRD強化+長さ調整式(RS加藤)。
LSD:TRD 2WAY 4ピニオン

2.現状の不満点

・なんと言っても、ちょっとした段差でトッピングを起こす、リバウンドストロークの無さ。
・ダンパー減衰力不足で低速コーナーの旋回速度が著しく低下。70Km/hrで曲がれたコーナーが60Km/hrでも不安定。
・詳細は不明(なんせまだ20Km程度しか走行していません)。

3.サスペンションストロークはどうなっているんだ?

・先日、組替えたこのサスペンション。
・大体リバウンドストローク不足であることは察しが付いているのだが、問題は何mmあるのか?である。以前の観察から、相当不足している事は明らかなのだが。

・左の図で、A'、B'で示しているのは、以前このページで言っているところの車高を表示したもの。これはタイヤサイズで変わるもの。
・A、Bで示すのが、今回計ったボデーとサスの距離(これまたエイヤですが)。決してタイヤ中心×フェンダー下面の間の距離を必ず測っているのではなく、あくまでボデーとタイヤの間で相対的にリバウンドストロークを測るのが目的です
・A、B寸法は、フェンダーとホイール中心の距離(別にお互いどこでも良いが、サスペンションアクスルの対ボデーとの相対距離が測定できればOK)。
 

@空車状態測定…ガソリンの量やスペアタイヤ、ジャッキ工具、その他の無駄なモノの搭載状態によって変わりますので、だいたいいつも同じような状況で測定しましょう。私は今回は乗らずに測定しています。ガソリンはほぼ2/3。ジャッキ工具、スペアタイヤあり、ゴルフクラブ練習セット(軽い)付き。
Aフルリバウンド状態測定…左右のロッカー下端のジャッキアップポイントでジャッキアップ。左右側から均等に持ち上げて、タイヤが十分地面から浮いていることを確認する。スタビライザーの影響で、前輪でも左右同時にジャッキアップしておいた方が良いです(後輪はリジッドサスペンションですから、片側ジャッキアップは両輪ジャッキアップとはモードが異なります)。
上記@、AのA、B寸法の差(実際はホイールセンターではないところで基準を取っています)を、空車〜フルリバウンドまでのサスストロークとして下表に記載
 

A,B寸法
前輪 左輪
前輪 右輪
後輪 左輪
後輪 右輪
空車状態
266
262
290
287
フルリバウンド状態
281
273
291
292
リバウンドストローク
15
11
1 ???
5 ?

なんということであろうか!!
 この驚愕の数値は何なのだ!!!
  衝撃が走った、メジャーを持つ手が震える!!!!(笑いで)
  私は22:00の暗闇のガレージでそっとつぶやいた、「有り得ない・・。」

・さあ、今週末、早速車高を落とそう(しかし、FRはボデーに当るし、RRはダンパー全長が不足しているし・・)。

  一体どうするんだぁーーーー。


[BEFORE] [NEXT]
inserted by FC2 system