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レ ステロールのまった脈の交換

'09.9.21.

名古屋空港から帰った翌朝、ふとガレージの前のクルマを見たら、
フロントバンパーの下に大きなオイル溜りがあった。どうして??


・アンダーカバーを外してみると、左下周りか らヘッドランプの下面までオイルがべったりついている。
・どうも、オイルクーラーの下側のジョイントか、ホースの途中から漏れているようだった。このオイルクーラーは1943年に買い換えたもので、アールズの ホース自体もそのときに新調したものなので、もはや25年も経っている。
・やはり、メッシュホースとはいえ、とうに限界を超えていたのかもしれない。


・ホースをいろいろ調べてみたが、ジョイント部が緩んだだけのようで、水圧を加えても途 中で漏れる様子もなかった。
・しかし、25年も経過しているので、80Cmほどメッシュホースを新調し、交換することにした。
・ジョイントの金属バンドのネジが合わず、しばらく直すのに苦戦したものの、なんとかジョイントは流用できた。

・下側のジョイントを締めた後に、ジョイント 部の金属バンドは念入りに締め直しておいた。
・こうしてみると、クーラーコアの下部は片持ちであるため、振動や前方に当った際には、どうしてもジョイント部に力が掛かり、緩みやすい構造になっている ようにも思える。

・再度、ヘッドランプ横のバルクヘッドの孔に 通し、移動したフィルタブロックに他端のジョイントを締めて終了。
・エンジンを再始動すると、その音からはメタルが逝ってしまったようにも思えず、又、RSKにて内視鏡でシリンダ壁面を見てもらったが、そう大きなダメー ジも無さそうだ、さらにブローバイも全然出てなかったし(オイル抜けたんだから出るわけ無いという声あり、確かに)、ということで、とりあえず、週末に サーキットへ出かけることにしました。
こ ういうのって、だいたい自分に甘くなるもので、「奇跡的に高速で全部オイル抜けずに、ガレージに戻ってから緩んで漏れたんだろう。」などと思うの が普通。実際、今回のオイル残量はほとんど無かったし、内視鏡で見たシリンダ壁面も、ホーニングの線条痕が無くなって、つるつる(ピストンリングが削っ て)になっているようにも見えた。だいたい、アイドル時の排気が妙に臭い。目に刺激臭がしみるような感じ。
・やはり、ヤバイかも。




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