[調整日記に戻る]
[BEFORE] [NEXT]

ェクターの掃除

'08.11.23.

エンジンルームもすっかり秋の装いとなりました(?)
今日は、インジェクタを掃除してみようと思います。


・インジェ クター洗浄は、専門のショップに依頼すると、脱着工賃を含めて¥20,000を軽く超えるようで、たぶんガム質がこびりついていそうな気がしますが、中々 やる気がおきません。
・そう思っていたら、WEB上で、自分で洗浄している方の記事が目に付くようになってきました。業者さんは、何か強力な洗浄液をポンプ駆動して噴射しなが ら洗浄しているのかと思ったら、超音波洗浄器を使われているようです。業者さんの使用されてい るものが、どれだけ強力な超音波洗浄器かどうかはわからないけれど、眼鏡屋さんにあるようなものでも一定の効果があるのではないか?というのが皆さんの共 通認識のようです。
・私も、さっそくネットで超音波洗浄器を探しましたが、安いものでも送料込みでは\7,500もするので悩んでいました。ところが、ある日、JASCOの 電気売り場で天下の松下製の洗浄器がたった¥3,900で売られているのを発見、その場で衝動買いしてしまいました。暫く、電気カミソリや、サングラス、 時計のメタル バンドなんかを洗浄していましたが、そろそろ、買った本来の目的に行使してみるべく、作業を開始しました。

・まず、インジェクターの開弁をさせるために、ソレノイドを乾電池で作動させるようにし ます。
・WEBの先達によると、4.5Vもあれば駆動できるそうでしたので、余裕を見て、単三電池を4直列で6Vのケースを作成しました。インジェクター(写真 はAE86純正)の端子を咥えやすいように、小型わに口クリップを溶接しておきました。

・直流6VをON/OFFさせると、ソレノイ ドが作動します。
・最初は、焼損したりすると困るので、古い86のインジェクタを使って練習です。インジェクタ先端のニードルが出入りしているのがショックと、指をあてて やると直接確認できました。
・これで、安全に作業が出来ることがわかりました。

・Ulltra sonic cleanerに、水と食器洗浄材を入れ、電池で駆動しているインジェクタを漬け、洗浄器を作動させます。
・すると、いかにもインジェクタの中の汚れが取れているような白い煙のようなものが流れていきます。
・これはひょっとして行けているかも?


・写真は、私のAE92後期のヘッドに付いて いる、これまたAE92の235cc/minのインジェクタです。
・見えにくいと思いましたので、画像ソフトで溶け出している(?)白い煙のようなものを強調した画像を用意してみました。どうでしょう?結構、汚れが取れ ている気がしませんか?
・超音波洗浄器は、他にも日常で使えるものですし、電源BOXやわに口クリップ全て入れても\4,500程度で済みますので、自分でインジェクタを脱着で きる方なら、このお掃除、精神的な効果もあって中々お手軽でよろしいのではないでしょうか?


・最初の一本の洗浄が終了したところ。左端に 較べると、未洗浄の右側3本は全体に汚れが目立ちますね。
・今回の洗浄は、1本あたり3分(買った洗浄器が連続3分で一旦切れてしまうように設計されていた為)を2回としてみました。インジェクタのソレノイド は、ずっとONにしていたわけではなく、電池ケースにスイッチを付けていたので、ON/OFFを何回も繰り返していました、ご参考までに。
・洗浄の効果ですが、アイドル回転数が50〜100rpm弱程度上がったようです。又、数百メートルしか走っていませんが、投資している為か、確かにハー フアクセルに対するエンジンのトルクの付きが良くなったような気がします(笑)




[調整日記に戻る]
[BEFORE] [NEXT]
inserted by FC2 system