・さすがに、安物のバケットシートも10年も
使うと補修できる限界に達してきました。
・そこで、ネット最安を目指し、\15,500のシートを買うことにしました。ボーナスも出たし、これくらい許してもらおう。
・当時、最安と思った\23,000でしたが、現在はもっと安く入手できるとは・・。恐ろしいものです、世界の製造業は。
・しかし、出物で安かったとはいえ、あせって補強布が無い(座面の横、肩の横)方を買ってしまったのは失敗でした。同じ値段だったのに・・。
・早速、車両に取り付けてみました。黄色(が
安かったからですが)は、はじめはきれいですが、すぐに薄黒く汚れてしまうので、やはり少々値段が張っても黒にしておけば良かった・・。
・さらに、10年も交換してなかったので、すっかり装着時の記憶が飛んでおり、今回、「少し高めにセットするか。」と、レールに対し20mmほど上げた位
置にしたら、なんとまぁ、シートを最後端にしてもタコメーターがハンドルに隠れて見えません・・。また、時間見て、シートの位置を最下端に下げなくて
は・・。
・さて、本題。先の気液分離器の強化でも、ど
うしてもブローバイオイルをとめることは出来ませんでした。
・このままでは、今年の夏の岡山国際で、HIROKOのSPEC-Rという、最高級オイル(\3000/L)を投入しても、2〜3周するとオイルがほとん
ど出てしまいます・・。
・現状、シリンダヘッドからのブローバイホースが汚れていないことを考えると、気液分離器から降ろしたオイルレベルゲージへのドレイン配管を逆流して
キャッチタンク側にオイルが上がって来ているように思えます。
・そこで、AE101から採用されているチェック弁(ワンウェイバルブ)を流用することにしました。気体用がメインですが、オイルに対してもなんとかなり
そうなので、これを気液分離器から下のホースに挟みます。
・搭載状態が左の写真。
・分離器の直下にしか装着できなかったので、オイルが貯まったときのヘッド(オイルの圧力)が不足し、弁の作動圧に達しないことが懸念点ですが、まあ、こ
れで一度、高回転まで回して様子を見たいと思います。
・しかしながら、もし、これでオイルキャッチタンク側へのオイル流出が減ったら減ったで、何らかの原因で、走行中に、シリンダブロック側の気圧がかなり上
がっているということなります。すると、ピストンリングの磨耗などが心配になってきます。
・先に、気液分離器を装着する前に、オイルレベルゲージからの風圧を調査しましたが、6000rpmまでレーシングをしても大した風量ではなかったので、
これで気液分離器側にオイルが多量に上がって行くとは到底思えなかったのですが・・。
・何はともあれ、ピストン系に不具合が無いとすれば、今回の対策で何とかなって欲しいと切に願っています。