・前回、どうも気液分離器は全然役に立ってい
ないとご報告しましたが、その後、RSの社長が社運を賭けて(笑)改良してくれることになりました。
・今回の社長のヒラメキは素晴らしい!そもそも、分離したオイルを、オイルレベルゲージに戻すと、ゲージが使用できなくなりますが、ゲージパイプを二股に
すればゲージをそのまま使用できるというコロンブスの卵です。
・出来た試作品がこれ。
・その二股レベルゲージを装着したところ。黄
色いレベルゲージの下に、気液分離器からのホースがつながっています。
・便利ですね、やはりいつでも即座にオイル量が確認できるということは。
・そして、気液分離器の位置を、タワーのエア
コンVSVのブラケットから共締めしたステーに付けることで、以前よりかなり上に位置させることに成功しました。
・さらに、
以前の写真と較べると、気液分離器そ
のもののIN/OUTのパイプの位置や高さが異なっていることに気が付くと思います。今回、気液分離器の中身そのものも改造しました。オリジナルでは、大
量のオイルが来ると、気液分離する暇なくキャッチタンクに行ってしまうので、INを少し高くし、セパレータを入れてオイルを下に落としやすくしました。
改造の効果ですが、今のところ、キャッチタンク側にはオイルがほとんど辿り着いていませんので、期待できるかも知れません。
・ところ
で、消音器を交換することにしました。ネットで怪しげな格安のデフ下を発見。
・旧消音機を取り外したところ。リヤアクスルと当るところを叩いてへこませていましたが、たいこに入る管の溶接部分は亀裂が入り、中のグラスウールが出て
きていました。
・入れ替えたボデーのものをそのまま使っていましたので、そろそろ交換しても良い頃でしょう。
・購入した
消音器です。
・本体のパイプ径はφ50、60の選択式でしたが、迷わずφ60に。
・サブマフラーも、メインマフラーも、一体なんの役に立っているのかなぁというような管の単なるふくらみのように思えます・・。
・装着した
状態がこれ。
・後ろに蓋のようになっているのがサイレンサーなんですが、これ、たった2日通勤しただけで、ボルトの取り付け用のウエルドナットが、サイレンサーの基材
ごと亀裂が入って取れてしまいました。
・結果、大ビビリ音。仕方が無いので取り外すと、これが又、運転している本人でもビビルくらいの大排気音・・。「これは困る・・。」
・さらに、車両をリフトアップしてみると、以
前、リヤサスのリバウンドストロークが不足しているので、少しダンパーを下げたにも関わらず、スタビライザーバーと排気管が干渉しています。
・まあ、走行状態では隙間が取れているので、このままで行くことにしました。
・で、RS社長にお願いし、サイレンサーの補
強をしていただいたのがこれ。
・ウエルドナットの基材亀裂分離部の溶接補強をお願いしたのですが、なんとサイレンサのパイプをパンチング品に交換して頂いていました。
・そこで、下にある白いグラスウールを分けていただいて、ステンレスワイヤーで巻きつけることにしました。
・さらに、サイレンサー取り付け位置をメイン
マフラー出口の奥の方に変更。
・結果は上々で、これなら夜中にガレージに帰宅する際も、ご近所に迷惑を掛ける量も限定的になったかな、と。
・それにしても、グラスウールを巻くだけで、こんなに消音できるんですねぇ。
さらに、今日は朝から活動しているので、時間もあるので、この際、気に
なっていたバルブタイミングも確認することにしました。
・久しぶりにマグネットベースを探し出し、ダ
イヤルゲージでリフターに当てました。IN、EX共に108degにしていたつもりですが、EXは110deg、INは104degになっていたので、
INを110degに再調整しました。これくらいでは、別に何も変わりませんが、ややアイドルが安定したような、しなかったような・・。
・さらに、結局ブローバイ吐出には効かなかっ
た借り物の4AG-ZEのカムカバーをオリジナルに戻しました。久しぶりに普通のエンジンルームの雰囲気に戻った感じ。やはりこの風景が良いなぁ。
その後、久しぶりにケータハム7に乗るM君と待ち合わせ。知らぬ間に2代目の7になっており、リヤが独立懸架サスに変わっていました。7乗りの友人が、
92後期の4A-Gに換装しているのだけれど、キャブをインジェクション仕様に交換したいそうで、92後期のエンジンワイヤーハーネスや、コールドスター
トインジェクター、バキュームセンサーなどを売却。さらに、その後、岡崎に住んでいるK氏が、MR2ターボを買いたいと言っていたので、RS社長が今日入
手したばかりの車を現確に来ました。そこで、K氏から、先月、騒音検査で走行した西浦モーターパークから、平日1時間、お礼に無料で走行できる権利を得て
いることがわかりました。
これは行かねば・・。