1年の計は元旦にあり。
ついに腰下を分解した。
・シリンダブロック、腰下の分解作業の最初の難関はタイミングベルトプーリーが外れない事から始まるのが普通 。
・ところが、今回はどうしたことだ、手で動いてしまうではないか!「おお、神よ…」
・拍子抜けしながらブロックをひっくり返す。
・あとはオイルパンをはがして、リヤオイルシールリテーナやらオイルポンプを外すだけ。
・オイルパンの中のスラッジ自体は無い、又、塗装自体もさすが新しいだけあって全然問題無し。
・オイルストレーナにも何もゴミらしきものは無かった。
・シリンダの各気筒番号はこの絵で、左から#1、#2、となる。
・クランクシャフトキャップには、#1から#5まで数字と#1方向を示す矢印(←)が打刻してある。
・この絵では既に外しているコンロッドキャップにも数字がこの面視で正立方向で浮き文字が施してあるが、今回のエンジンは#1シリンダから順に、#1:4、#2:1、#3:3、#4:4、という風になっていた。
・また、コンロッドキャップは嵌めるときに側面に突起がある方が#1シリンダ側に向くように組み付ける。突起は、キャップを見ればすぐにわかる。
・クランクシャフトを取り外した所。
・メタル自体は全然大丈夫。だが、今回は新品に交換するつもり(この後、取り外し時、表面に傷を付けたので。泣ける・・。)。
・クランクシャフトキャップの中央(#3)の前後にはシムが装着してある。クランクシャフトとベアリングの位置調整用。
・そのシムは、溝の切ってある方がキャップの外側に来るように組み付ける。シムのどっちが#1シリンダ側だったかを区別して記録しておく。
・クランクシャフトキャップ側のメタルベアリング。
・こちらも本来なら交換の必要すら無さそう。やはり前ユーザーが女性でゆるゆると回していたからかな・・。
・取り外したクランクシャフト。
・メタル当り面など特に問題は無い。
・最後に、各気筒のピストン、コンロッド、そのキャップの類をまとめて保管しておく。
・今回、ピストンはAE92後期用から脱却し(オイルリングの油溝が長孔になっているのを4A-GZE用のような数個の孔のものに変えたい)、AE111用の4バルブ用のリセス切り直したものにしようと思っている。
・かと言って、AE101のエンジンがあるわけでもないので、コンロッドとかはAE92後期そのままである。