安が常に的中するということは知能力なのか鹿なのか

'01.4.30.
ここで、またも番外編(お金の関係でなかなか4スロ関係に発展しないなぁ・・)。以前の92後期へのはるかな道の中の、「カムをやっとAE86用に戻したぞ」編でカルベー氏から勝手に借りていたK氏自作のスライディングプーリーをついに返還する憂き目になった(^^; 仕方なく、RS加藤で値切った正規純正?SHOP品を付けることにしたのだが、そういえばずっと昔買ったタコアシエキマニ(ヘッダーとも言う)が有るのではなかったか?と思い出した。エンジンの調子も悪いし、時は雨天のGW、思い出したら吉日とばかりにそれらを三位一体に取りかかるようなことになった。

カルベー氏にスライディングプーリーを返還しよう

・右がカルベー氏からの借用プーリー。
・市販品がアーレンキー3箇所締めなのに、このK氏のそれはM10ボルトが6箇所も有り、安心感大だったが、残念(^^;
・今回はマイクロメータなどのカムタイミング調整器は準備していないので、タイミングベルト類に白ペンキでマークしての作業となる。


・新たに加わったスライドプーリー。
・左は以前のHKSの目盛り付きプーリー。今度のものは・・・、あれ?もうメーカー忘れた。
\5000に値切って買った。なんかと一緒に買ったんだよなぁ、なんだっけな(歳かな・・・・)。



大変だったエキマニの交換

・そもそも、あのタコアシはどこだったかと探し出して見ると、なんとまぁ。
・#2と#4の間に溶接のブリッジがある。なんでこんな所にと良く見ると、なんか亀裂が入っているよう。
・悪い予感がして、水を通して見ると、やはり水が漏れてくる。これでは使い物にならない・・・。
・仕方なくK氏宅に出かけ、溶接器で溶接ビードを盛ることにしたのだが、これが結構難行。
・孔を塞ぐとどうしても#2-4間にブリッジができちゃう。前ユーザーも同じか。仕方なく、#2-4間が溶接ビードで全部くっつく共、とにかく水蒸気まで止められるようにひたすらビードを盛ってもらった。
・それでも、溶け込みの問題やら溶接歪の問題でこれで持つのかどうか非常に不安。ヤフーで購入した代物だが、やはりモノが届いたらさっさと確認して文句有る場合はアクション早くとらねば(今回はさすがに今ごろクレームする気にもならない・・・。安かったせいもあるがこれでは安物買いの銭失いになっちゃう)。
・で、早速、なんとかなると思い込むことにして(又、以前のエンジンのような事にならなければ良いが)、止せば良いのに断熱テープまで買って巻いてしまった。これで途中から火を吹いたら悔やんでも悔やみ切れないなぁ・・・・。断熱テープは、タコアシを付けると、ディスビや周辺部品を熱害から守る為に必須である。サーキット走行時、停車した際のエンジンルーム内の異常温度上昇も防がなくてはならないので。


・それにしても妙なのがその部品設定である。
・右がその断熱テープだが、なんと\7,000もするのだ。いくらなんでも\3,500でしょう。
・左は汎用のエキパイのガスケットだが、これまた\600もする。いくらメタルサンドイッチガスケットだからと言っても純正のシリンダガスケットの1/4はないでしょ。
・日本はこういう部品の値段が異常に高すぎる、それを許しているユーザーもいけないのだが、もっと大手の全国チェーンであるイエローハットやオートバックスが十分な商品展開と値段を下げることに主眼を置いてほしいと思う。そのうち、通販でしか買わなくなりそうな気がする。


・さて、取り外した純正のエキゾーストマニホールドとパイプ。
・エキマニ×パイプフランジ3ヶ所のナットのうち、A部一ヶ所が脱落していた。
・B部の触媒フランジのボルトの頭のサイズは13mmである。14mmと間違えて悲惨なことにならぬようにご注意あれ。高温で錆びが激しいので、ねじ部には5-56を吹いてめがねレンチの頭はハンマーで叩き込んでから回すようにしています。


・さて、あたらしいエキマニを仮付けして見たところ、どうもO2センサーが別置きしているオイルフィルタブロックへ行くオイルメッシュホースに大干渉するらしいことが判明(A部)。
・そうか仕方が無い、オイルフィルタブロックをどこかに移設しようと思って冷静に再度見渡すと、おお、B部にあるはずのディストリビュータを外したままじゃん。


・そこで急遽ディスビも付けて車両後方から見たのが左図。A部がO2センサーフランジの付く位置の平面視。
・う〜ん、どこに動かせる自由度があるというのか?メッシュホースも、当然長さに自由度は無く(買い足してとか経路の大変更とかなると、とてもすぐには出来ない)、せいぜいオイルクーラ本体ごとどちらかへ動かして調整する程度。


・考える事20分。出来あがった配置構想がこれだ。
・なんの事は無い、B部のオイルブロック取り付けステーをそのまま50mmほど下げてやれば、上手い具合にA部にO2センサーが仮付けできたのであった。
・オイルクーラー本体、メッシュホースの長さ変更、配索はそのまま使える見込み。ただし、Frサスタワーにボルト付けしているB部の金色のステーは下方に下げなくてはならず、ストラットタワー自体が邪魔なので、Frサスペンションを降ろしてやることになる。
・まぁ、仕方が無かろう・・・。



緩んだボルトナットは引力で下に落ちる


・ところで、今回、久しぶりにエンジンルームを見たら、そこラ中でボルトナットが脱落しているでは。
・ディスビの取り付けボルトの片方は行方不明(点火時期調整後の占め忘れでしょうか、危ない危ない!)。
・先の、エキマニ×パイプ間のナット一個、およびエキマニ×シリンダブロックフランジ部のナットも一個脱落。
・さらに、床下の触媒のボデーへの吊り下げ輪ゴムの留めブラケットの片側の触媒共締め部が亀裂破断していた。
・ディスビのボルトは、エアコンコンプレッサ取り付けブラケットとシリンダヘッドの間に落ち込んで挟まっていた。これを取らなければ擦れてそのうちオイルパンフランジに孔が開くかもしれない。
・そこで、それを取り出すのに役立つのがこれ、4フック・ピックアップツール、だ。ボルトより細いので当然ボルトが落ちた経路からボルトを取り出
ことが可能。


・今回は下から落ちた経路を逆に辿ってボルトをエンジンルーム側に取り出す事が出来た。
・¥200のバーゲンで買ったものだが、役に立つ事請け合い。



先の項のSHIMIZU MOTORS提供の6種類のROMによるエンジン制御関係の適合は、そのうちに報告します。
現在、後期ECUベースではなにをやっても上手く回らないため、ついに前期ECUベースに全部作りなおしてしまいました(SHIMIZU MORTORSが)。
というような状況で、6つの中からベスト品が選定されることを楽しみにしています。

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