ここで、番外編。以前の92後期へのはるかな道の中で、何回か爆発している私のエンジンですが、最大の懸念に燃調がありました。現在、92後期+YASU製ROMで、エンジンワイヤは86仕様で回していますが、どうも高回転の吹けが遅いのが気になっています。デトネーションによるピストン棚落ちはしなくなったのですが、中高回転域のパンチが無い。なんとかYASU ROMを見て、燃料調整をしたいものと思っていました所・・・解析装置を持った方に頼んで読んでもらったZAKI氏譲りのYASU ROMの解析結果を参考に報告しておきます。
・4A-GE後期ベース
オリジナルのYASU ROMのZAKI氏製作依頼仕様
・圧縮比:11〜11.4
・インジェクタ:AE86 STD(185cc/min)
・使用カム:AE86 STD(240deg)
YASUがいうには、カムが256程度なら対応できるだろうとのことでした。もし、高回転でノッキングがでるなら 2TG OR 18RGのインジェクタに交換すればよいとのこと。
YASUのデータを打ち出してノーマルGRIDデータと比較。
上記の解析結果
ベースはご存知前期ECU用。いじってあるところは、(1)2000rpm以下くらいで、燃料をちょっと削ってある(というか燃料補正マップをちょっとだけならしてある。
(2)点火マップを全体的に2度から1度進角している。
(3)レブリミットが解除されている
(4)TVISの開閉回転数がかなりさがっている(←:92後期仕様なんて作っていない)。
(5)スピードリミットが解除されているです。YASUは燃料に関してはほとんどノーマルです。点火もほんのちょっとですね。
どうも、92後期インジェクタでは濃すぐる可能性は否めないので、後日薄くしたROMを作って頂けそうなので確認していくことにする。