・最終はYZサーキット本コースである。
・この後に、大学の同期と忘年会があるため、私は途中で抜け出して伊豆に向かうのであった。
・今回、このやっさんのケロヨン号ではなく、ナベちゃんと通称120PS仕様というカプチーノターボを運転させてもらった
が、120PSはともかくとして、相当パワーがあり、なつかしいターボラグと共にすばらしい加速をするのであった。久しぶりに面白いものに乗せてもらっ
た。
・第2ヘアピン。
・クリップを奥に取るのが難しいコーナー。アンダー出すと曲がれない。
・Dクラスのヘアピンの様子をVTRで2本撮っておきました。
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VTRその1
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VTRその2
・気温も寒くも無く丁度良く、天候に恵まれた一日でした。
・左図は、青が私のAE86の42"0のもの
で、赤がワッキーのエリーゼ38"0のものです。
・2つを比較すると、まず、第2コーナーに向かうアプローチが、ワッキーはタイトに曲がるべく最後まで旋回を継続しているのがわかります。
・又、第2コーナーから下りながら第1ヘアピンにアプローチするまでがワッキーはより直線的で、第1ヘアピンもよりタイトに曲がっており、第2ヘアピンへ
もC部分で外にはらむことなく直線的に向かっています。
・同じことが微妙とは言え、最終コーナーへのラインでも伺えます。
・
MR-SのKOBAさんのデータも入手できたので比較してみました。
・データの詳細を見てみると、加減速データに
現れる前後Gの差である。
・特に、一目でわかるのがそのトラクションの掛かり方。A部、B部の後のコーナーの立ち上がりのアクセル開度が全然違います。一度アクセルを緩めてトラク
ションのかかり具合を見ているAE86に較べ、ELISEは一気に無駄なく加速して行きます。
・又、最終コーナーの旋回制動の前後GもELISEは強力です。
・次に、私のAE86で、CとDのコーナーを
加速重視で走って見た場合の差を見てみましょう。
・これは10分×3回走ったときの、3回目に少し遊んでみたときのものです。連続3週同じようなコース取りをしてみましたが、結果的に3週共に0.4"ほ
ど通常ラインより遅い結果でした。
・左図の赤が通常ライン、青が加速重視ラインです。Dの最終コーナーはやややりすぎの感がありますが、ここで加速時にクラッチを滑らせて回転を上げてま
す。
・上記を、データで見てみると、加速重視の方
がDコーナーの手前で減速を長くとり鋭角的に曲がって、加速時のRを大きく取って、クラッチを滑らせている関係もあり、最終コーナーの立ち上がりで加速度
がかなり出ます。が、先のように結果的には0.4"も遅れています。
・ライン取りの問題も大きいように思います。YZ本コースの最終コーナーは、かなり舗装範囲が大きく、ラインの取り方の自由度が大きいので、フロントエン
ジンリヤ駆動のクルマはいろいろ試してみないといけませんね。
・真ん中の前後Gのグラフを見ていると、加速重視で行こうと決めただけで、ほぼ全てのコーナーでアプローチの減速がしっかりなされているので加速時のス
ロットルの開け方も戻しがなくスムースになっているようです。