[BEFORE] [NEXT]

持ちのンジンについてもえる羽目に

'03.6.14.


何処かで見たこの風景、再び…

AE111のピストンを16Vにそのまま
付けている場合、注意が必要です!


・かなり前から、圧縮圧15→11でおかしいと思っていたのですが、そのまま先日、86と4AGのチキ
チキ瑞浪モータランド オフ会でサーキット走行にも行ってしまい、結局#4シリンダは点火出来なくなり触媒が溶けました。
・どうも根本的な問題がありそう。
・忙しくて作業する暇が無く、週末にエンジンを降ろし、次の週末にばらし…。


・折角、通年で使えるエンジンだと思っていたが、半年で挫折。


・#4ピストンが生ガスを出し、排気管は白い煙状態だったので、これはもう相当ピストンは割れているのだろうと思っている。
・実際、触媒は溶けてしまった。セラミックの網はばらばら…。
・ヘッドを外したところ。これまたいつものように一見なんともない。#4はオイルを吐いている。最近、燃調が取れてせいか、以前より燃焼室はきれい(以前はカーボンで真っ黒)。


・取り外したヘッドボルト。
・なんと綺麗。今回は締結トルクも86仕様のままだったので、再利用しよう。
・それにしてもどうしてこんなに綺麗なのかな?不気味だ、今日は6月13日の金曜日、満月の日。の翌日だよな。


・ブロック側の#4番ピストンを見る。
・表面上、表まで割れてはいないようだ。意外だ。これで、ガスケットか?なんて思っては行けない、絶対棚落ちしている。
あれ?インテーク側のピストン表目にになんか傷痕が??全ピストンにあるぞ?
これって、まさか…


・ピストン4本並べて見た。
・うーむ、#1,2,4ピストンは全てインテーク側の側面がシリンダに凝着している。
・さらに良く見ると、セカンドランドがインテーク側で左右に2本亀裂が入っている。
・#3ピストンのみ、インテークバルブの干渉痕があるが、ピストンに亀裂、凝着は無い状態で助かっていた。


・やはり、インテークバルブの干渉痕。
・そうか、さすがにAE111ピストンを無加工のまま使っていたが、AE92後期ヘッド+修正面研+0.3mm面研+インテーク272°リフト7.2mmカム+バルタイ20°変更では、干渉してしまうのだな。
・そういえば、先回のOH時、何も確認せずにヘッド修正し、その後、カムも変えたし、バルタイ変更時も隙間確認しなかったからな・・。
・後悔先に立たず、とは良く言ったもので、基本は外さないようにしなくてはいけません。


・再度、燃焼室を観察。
・ピストンがああなっている以上、燃焼室が無事であるわけが無い。
・見た目、これも極普通に見えるものの…。


・磨いて見ると、インテーク側(エキゾースト側も)のスキッシュエリアにかなり激しいヒートスポットの痕が点々と…。
・相当なハードノックがあったか、温度が高かったと推定される。
・こんな痕は始めてみた。何が起こっているのだろうか?


・他にも妙なところが一杯。
・オルタネータのアース端子前のコードが腐っている。緑青が一杯付き、錆びで朽ちている。
・線を引き直し、溶接もやり直そう。


・フューエルプレッシャレギュレータへのバキュームホース配管が、途中で亀裂が発生していた。
・これでは燃圧がきちんと取れていなかった筈では。さらに、燃調マップの負圧だって怪しかったのではないのか?


・さらに、エンジンブロック×サイドメンバー間のアース線。
・どうも途中で断線している感じ。
・これも引き直しが必要。
・オルタOKなのに、大負荷時、電流不足のような感じがするのはこれらのせいか?


[BEFORE][NEXT]
inserted by FC2 system