ー キット行解析

AE86 VERSION UP '10.6.19.


・J1-GP 2010年第4戦は、美浜サーキットで行われました。
・前夜までの大雨洪水警報が嘘のように晴れ渡り、奇跡のドライ路でのスタートとなりました。


・いつものメンバーが、いつものように集まってきます。
・寒冷前線が過ぎ、一気に蒸し暑さ全開、汗だくの前半でした。


・ところが、2時間経過した頃、夕立が。
・それも半端じゃなく、1時間で30mmを優に超えるべらぼうな雨足。


・たちまちコース上は、こんな感じに・・。
・水中翼船ですね。大きな事故が無かったのは幸いでした。


・ では、GPSログのデータを見てみましょう。
・比較データは、以下の4台です。

JAY:AE86
MRS-ST3:MR-S
TSUKKOMI:MR-S
WAKKIE:ROADSTAR NB

・MRS-ST3、WAKIIEの走行ラインが、かなりコースから計算で求める最速ラインに近い感じがします。特にWAKKIEのラインは完璧に近い感じ で、さすがです。


・私の走り方のロスがよくわからないので、比較しやすいように、以前このコースをTODAY JA4でWAKKIEが走ったときのものと較べてみましょう。
・この図の黄色いところが主なコース取りの差ですが、コーナー7、8で大幅にロスしており、もうちょっとでJA4に追いつかれそうな勢いです。
・1と8コーナーの入り方が急で、旋回半径を小さくしています。4の脱出を含め、タイヤがグリップしないので、フロントのアンダーを消すにはどうしてもブ レーキを残し、旋回中に荷重を前に掛けたいので、苦しいアプローチになっています。


・ 今回のデータを見る限りでは、区間タイムと区間距離に相関は無い感じです。
・第4区間の、最終コーナーアプローチの最低速度が、MRS-ST3がほとんど落ち込んでないのが驚異的で、対照的に、私の最低速度の遅さが際立ちます。 第1コーナーの区間1もそうですが。
・こうしてみると、アンダーで曲がれないフロントでは、どうしても立ち上がり重視のラインと、そこに向けた低速のアプローチになってしまうのでしょうか。
・あまりに長くこのような状態が続いているので、本当にタイヤをまともにしたら、この走り方が元に戻るのか心配になってきました。


・ 加速は、TSUKKOMIが最も良さそうに見えます。
・WAKKIEの伸びがやや悪いのと、私の2速の伸びもまだまだで、低回転から高回転まで全域の燃調余地が大きそうな感じもします。


・これも、TODAY JA4と比較したときのもの。
・やはり、各コーナーのアプローチ速度が遅すぎて話になっていませんね。



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