焼室のルブまわりのッジを削る

'98.5.16.

・私、お金は無いが、時間も無い(^^;
・今回のAE92後期エンジンは何回も書くが、驚くべきスラッジの山である。しょうがないので、試しに漬け洗いマジックリン(台所洗剤)を熱湯で溶いてカムカバーを4時間ほど漬けておくことにした。
・尚、RS YASUという栃木のショップ(TEL0286-76-0195)が
エンジン洗浄キットというものを売っていて、その中に「メタルクリーンα(サンエスエンジニアリング株式会社)という優れものがあったらしいが、このセットをRS YASUさんが廃版にしてしまったので何処で手に入るか不明になってしまった。それにしても今月号の広告に出していて、電話すると廃止してます、はないよね…。
・メタルクリーンも合成洗剤なら、マジックリン漬け置きだって合成洗剤だ。

・効果は左の通り。
・お湯で溶いておけばかなり行ける印象である。メタルクリーンも安い(一箱2000円超えることはない)が、
マジックリンは247円で3袋である。 丁度、ヘッドが入るプラケースに一袋が適量の感じ。

・さて、カムカバーを漬物にしている間に、ドリルの先に超硬カッターを付けて燃焼室を削った。
・今回削った所は
バルブシート加工でカッターが残したピン角の余肉である。ここのエッジは、ハイコンプ仕様時の高負荷時にホットスポットとなってノッキング原因となると言われているのでなるべく滑らかになるように削り、そのあと砥石をドリルに付けて平滑化、さらに耐水ペーパーで磨いておいた。
・写真のヘッドが削った直後のもの。エッジが無くなっているのはわかりますよね?

・耐水ペーパーかけも終えた燃焼室。 今回、リフターシム軽量化までは行なわないのでバルブシートカット加工もやらないので、バルブシートに傷を付けないように特に気を使ったがちょっと傷が…(^^;

・燃焼室を削ったのは初めてだが、怪人クーノから借りたフレキシブルドリルチャックを使うより直接ドリルの先にリューダを付けて削った方がやり易かったのでそうした。
・インテークポート研磨はノウハウが無いので、でたらめに削る位ならそのまま手を付けずに置こうかとも思っている(ガスケット口径合わせ、という考えもあるが、そもそも86比口径を絞って慣性吸気の気流速の増加を図った92後期4A-GEの吸気系径を拡大するのもなー、というのもある)。


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