んとンジン

'99.5.29.

このホームページを開設して早2年、約に立たないことばかりしているうちに、一気にホームページ存亡の危機がやってきた!


92後期換装エンジン下血、崩御!

・なんとエンジンが死んだ。
・プラグを外すと#4シリンダがくすんでいる。

本日、忙しい中を久しぶりの瑞浪サーキット(岐阜県中央高速瑞浪IC近く)だと喜んでいたら、エンジンが爆発(ピストンリング折損→ブローバイ圧暴走→エンジンオイル噴出、めちゃくちゃになった由)。

1時間目の40分経過時(私としては3回目のコースイン)、妙にエンジンがまわるなーと思っているとフードとエプロンの隙間から白煙が出る。ブレーキスモークにしては白い。メータを見ても、油圧正常、水温OK、加減速問題無し。なんかな〜?と思いつつ3周クーリングダウンしてピットへ。ボンネット開けると地獄絵図が展開中。

ともかく、2時間目の走行はキャンセルし、またもやどうやって愛知に帰るかを一心不乱に考えた(ここ4回連続、2時間目に辿り着いた事が無い)。が、今回は何も妙案が浮ばず。とにかく、吹き出たエンジンオイルの量を確認すると2L若だったので、友人のオイルを継ぎ足して再度エンジン点火。7000迄上げても漏れない。ふと見るとインマニとブロックの間を支えるステーの取付けボルトの頭が飛んでいる。相当激しい振動があったのか。先回スロットルシャフトが折れていたのだからやはりデトネーションは確実に発生していたのか。それにしても漏れた先が、うーん、わからん。高回転の一瞬にどこかのオイルシールがめくれて大量に吹き出したのかな?ブローバイが異常に出ているのでピストンリングがおかしいのではと思ったが、ブロック、ヘッドガスケットは水まわりがOKなので問題無い筈。いったいどこから漏れたのだ?

小1時間見たが結局どこからオイルが漏れたのかがさっぱり判らず…。エンジンオイルは気化分(ブローバイガス化)しか減らないのでオイル継ぎ足して帰宅。

帰宅後、プラグを外してみると、どうも#4が死んでいるよう。近所のショップでスコープをプラグの孔から入れてシリンダを覗くと、リング折損なんてものではなく、ピストンが溶損しとりました。やはり、シロキヤレーシング(SRS)でのシャシ台馬力測定時のデトネーション判断は正しかったようですが後の祭りですわな(プロの言う事は良く聞かなくては…)。

シリンダをボーリングせにゃいかんので、ピストン+0.5オーバーサイズ(ますます圧縮比が上がる)、リングも買い直さないとはまらない。シール類も全部要るわな、ついでに今度こそメタル交換するわな。と、ちょっと考えるだけで部品代は7万オーバーコースじゃんか。やはり、圧縮費上げている割に燃料薄かったのかな?あの時9000まで回ったのがいかんかったのかな、などと後悔の念ばかり沸いてくるのでした(^^;

ショップにAE101の腰下が余っているので、それならピストンのリセス(4バルブ用にバルブの逃げを追加加工するの意)切り直してやるが、とのこと。しかし、AE101腰下+AE92ヘッドでは、AE101から5バルブ化でヘッドは排気側先行冷却で水路が変わっており組み合わせ不可の筈では?

とにかく、冷静になって方策を考えたいが、皆さんの協力のもと仕立てたエンジンがパーになったショックと、仕事も忙しいので頭も手もまわらず、さらに家庭サービス欠乏症で責められ首も回らず、本当に存亡の危機ですわ。

「あら、税金振り込まなくて良いのかしら?おっほっほっほ…」←妻の声


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