いにンジン装終了

'98.7.18.

・今回お世話になったK氏宅のガレージ。
・何でも揃っている。ポンプ装備のピットは掘ってあるわ、2柱リフトはあるわ、溶接機は数台、旋盤、ボール盤、油圧ベンダー、油圧プレス、リフター、温水高圧洗浄機、工具一式などなど。
・この手の設備を望む方々に取っては、ある種の究極の姿がここにあるのでは。
・とても個人の設備、というよりショップレベルでもここまで揃うのは希では。

・プロペラシャフトを抜く。
・今回はエンジンとトランスミッションをあわせて降ろすことに。
・このリフトの向こうがピット。

・降ろしたパワートレーン。
・エンジン換装お助けマントリオはハウスビレッジ、ザキ、マネーチルドレンの面々。皆AE86持ち(中には複数所有者も)で、頼もしい。

・エンジンルーム左側。
・前から、エアコン、オイルクーラーアウトレット、エキゾースト。 エアコンは、配管を切らずに本体だけ、次にBRKTと外す。パワートレーンごと斜めに上に外すので、ファン、そのダクト、ラジエータを先に取り外した。

・右側。
・取り難いヒーターホース類は2年前に一度、ヒータコア交換をしていて外したことがあるので、今回は苦も無く外れたのでは(ここ、今回自分は作業していない)。

・K氏のガレージのスケジュール管理、運営を担当している独身のカルベー。
・今回はインマニ及びそのステー加工など、縦横無尽に設備を切り盛りしてもらった。
・自身、92後期エンジンと浮谷の逆転インマニを所有しており、近々換装予定。

・換装するAE92後期4A-GE。
・ザキ+ハウスビレッジでドンドン作業は進む。
・かなり暑く、皆脱水状態に…

・補機を組み付けて行く。
・SS WORKSのインマニは、一般R部に孔開けてアクスルワイヤーBRKTをボルトナットで締結する!ようになっており、やはり思ったとおりナットをインマニ側に落とし、マグネットでも回収出来ず、またインマニをばらした。
・実は、もっと困った事がインマニにはエンジンを車両搭載後に発覚したが。
・クラッチ関係は、92用カバー&ディスクがそのまま付くと考えたが、ここに来て相当疲れたので、確実な86用を組んだ。古いクラッチは残厚「0」であった…

・ついに完成したパワートレーン。
・結合作業が楽なように、パイロットベアリングが入るクランクシャフト内側、インプットシャフト外側を少々ペーパー掛けしておいた。
・その後、インマニにフューエルデリバリーを付けようとしたら、なんとインマニブレーキバキュームユニオンがデリバリに大干渉して取り付かないことが判った!
・仕方が無いので再度インマニを外し、ユニオンの取り出し口をM10×1.25の短い捨てボルトに液状ガスケットを塗って塞ぐ。ユニオンはそもそもM10×0.7ピッチの細目ねじであったので、新たなユニオン取り付け部にドリルでφ9の孔を開け、1.25ピッチのタップ(×0.7なんてさすがに無かった)を3山ほど切り、あとは液状ガスケットを塗ったユニオンでセルフタッピングとした。

・結局、ブローバイユニオンをインマニに取り付けられなかったので、今回は応急的に500ccの空缶がオイルキャッチタンクとなってしまった…
・その後、エンジン始動は一発で掛ったが、#1シリンダインジェクタのガソリン噴霧や、エンジンまわりの水漏れ?(結局、溜まっていた各部の水が暖まって落下したのみのよう)などで一瞬緊張したが、その後全て解消した。
・今回、インジェクタ関係は86そのままなので、ノッキング防止上点火時期は、進角を正規10degを7degで調整(ザキ氏のアドバイス)し、今後のROMチューンを待つことに。

・皆さんのお陰で、総じて順調に進み、夜半21:00頃、作業終了となった。
暑い中、作業を手伝っていただいた皆さん、飛びっきりの作業環境を提供頂いたK氏に、この場も借りて厚く御礼申し上げます!


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