シフトレバー
1.メタルブッシュ化
今回使用したメタルブッシュは中島製作所から通販で購入
・説明の必用も無いと思うが、シフトベゼルの最後端は手で後ろに引いて外す。
・シフトレバー最下端のブッシュをメタルに交換する。
・ついでにミッション内部に泥水入り等が無いか確認、ブーツの破れがあったら後日交換しておこう。
・メタルブッシュに差し替えたところ。次回からはナイロンブッシュと違い必ずしもシフトレバー側にブッシュが付いて外れるとは限らないので分解時注意。
・尚、ナイロンブッシュの取り外しは結構力が要るので、固定するものが無ければ鋏でナイロンブッシュを切って取る。
・ここはミッション側の油浴領域であるが、メタル(たぶん真鍮)ブッシュにも一応内外にグリースを塗布してから組んだ。
2.VEILSIDE クイックシフト
・ネットオークションで入手したVEILSIDEのクイックシフトは珍しいもの。
・しかし、モノは相当劣化している。シフトレバー下部のダストブーツを付けていなかった(純正を外して付けるしかないのだが)ようで、潤滑状態も悪く、泥水入りでボールジョイント部の状態もかなり酷いものだった。
・洗浄しグリースアップを実施、尚、購入時は室内側のブーツが付いたままの状態だったが、どうも売主の方がシフトノブを外せなかった為、苦肉の策でブーツ付きで売ったようで、このノブを取り外すのに相当梃子摺ってしまった。
・見え難いですが、ボールは大径も小径も傷だらけで、小径側のブッシュを取ろうとして傷が付いたようです。驚いたことにこのボール、純正は焼き入れが入っていますが、VEILSIDEは明らかに生材のままのようです。
・そのくせ、樹脂ブッシュのままであったので、先の真鍮メタルブッシュに付け替えました。
・全体にゴリゴリしており、又、各ゲートへの作動もぱっとせず、車両装着状態での動作に懸念がありましたが、まあ、駄目なら元に戻せば済む事と、半ばあきらめが先行した状態で作業が進みます。
・車両装着状態です。
・個人的には、昔のトヨタFR車用の革巻きノブを愛用しています。
・予想通り、かなりシフトの入りが悪く、座ったままだと5速、後退には入る気がしません(^^;
・シフトノブですが、やはりVEILSIDEの重り入りシフトノブの方が実走行でのシフトフィールが良いかと思い直し、VEILSIDEのやや重いノブに換装してみました。
・ショートストローク化は相当リーズナブルですが、シフト操作荷重も相当重いです。
・MAZDAロードスターのストロークとダイレクト感を、その2倍の重さで達成しているような感じ・・。又、実走行でも5速、後退は、予想通り、相当苦労します。これは、ちょっと走って慣れないといけません(^^V