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期的だぞ装式4連スロットルリーブ

'03.11.18.

AE101の4スロを付けてからというもの低中速トルクは無い



・AE101の4スロを付けてからというもの、2速のトルクの無さには辟易とするものがあり、ミニサーキットの小さなRのコーナーでは、クラッチを蹴飛ばさないと、LSDも効かせられない状況が続いているのでした。
・いい加減、なんとかしたいので、まず、AE101のナイロン製ファンネルを装着してみました。
・そのままでは怖いので、ステンレスのメッシュネット+ウレタンスポンジでエアクリーナとし、タイラップで巻いて見ました。
・現状のキャブ用ファンネルに較べると、吸気抵抗は多そうですが、長いには違いない。


・装着したのがこの写真。
・元々、AE101のインテークなので、そのまま付きます。
・早速、走ってみたところ、低速トルクの付きは良くなりましたが、上が、6000rpmからがイケマセン。
・重く、吹けあがらず、なんかAE101に乗っているようになってしまいました。又、吸気抵抗、吸気圧の差で、高回転側の燃料が濃すぎて、黒煙が出ます。燃調を変えても、今一つ吹け上がらない状況。


・そこで、困った時の神頼みで、近所にある豊田のショップ、RS加藤さんに相談し、ステンレスパイプでスリーブを作成してもらうことにしました。
・スリーブの内径をφ42とし、スロットルバルブの上側で少し絞ってφ40に。φ36,38,40程度が市販されているスリーブですが、それらはファンネルと共締めになっており、交換には手間が掛かり、且つ、結構高いお値段。
このスリーブは、パイプで作成し、ファンネルの上から刺し込むようにだけでOKを狙っています。
・その為、スリーブ自体は、下側はインテークの内壁に沿うものの、ファンネル内径には一般部は浮いていて、そこにOリングで固定します。これで吸気上は何も問題が出ません。瑞浪サーキットで、1日試走し、全く問題ありませんでした。
・内径違いのスリーブを持ち歩き、サーキットに合わせて選択することが、工具無しで可能になります。
・瑞浪では、レイクサイドコーナーでSタイヤで3速のアクセルワークだけで簡単にドリフト状態に入れます。今まで無かったトルクが92後期のシングルスロットルに近い雰囲気で戻っています。ヘアピンでも、アンダーのきついTRD10Kgf-m仕様のLSDでも2速+フェイントで。クラッチを蹴ることなくフルカウンターで抜けらるようになりました。これはすばらしい。もっと早く作ればよかった・・。
これと同じものを、貴方のファンネルを1個送付し、4連スロットルが、AE101、AE111のどちらかを告げれば、RS加藤さんが、お値打ちな値段で作成してくれるそうです。4スロユーザーには是非、お勧めします。これは個人的にはちょっと画期的なスリーブだと思います。



・先のエンジン換装後も、どうもラジエータの水漏れが止らない原因が判りました。
・どうも、水温センサーの締め過ぎで、ウォーターインレットハウジングが割れていました。ここから高圧時に吹き出していたんですね。


・下が、割れたハウジング。
・元々、何も変えていないという前ユーザーですが、モノはAT車用のメクラ栓のあるもの。先の水温センサー自体の交換時に締めすぎたのか、もっと以前から漏れていたので、もっと前からヒビが入っていたのか。
・いずれにせよ、AE86 MTノーマルのハウジングをRS加藤さんで中古を入手して組替えました。
・水温センサーのねじ部にシールパッキンを入れ、Oリングを追加してみました。これでやっと水漏フリーになりました。



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