GPSロガーを入しンストールしてみる

AE86 VERSION UP '09.10.24.



これで、5Hzで地球座標系で3次元の位置出力ができる。
TRANSYSTEM INC. MAIDE IN TAIWAN、\10,000以下。

・これが、上記PHOTOMATE887、私はここGPSDGPSで買いました。 送料込みで\1万しません。
・非常に小さいですが、車載PC不要で、リチウム電池搭載、この単体で10時間のログを取ることが出来りそうですから驚きです。
・確かに、携帯電話にGPSナビ機能が漏れなく付いている時代ですから、全てチップに実装されている時代だからこそ出来る技なんでしょうが、今更ながら世 の中、進んでますねぇ。
後述の作業を行うために、まず、左の写真にあるUSB接続コードを付けて なにはともかくPC接続を行いますその際、必ずphotomate887本体の電源は入れない(LEDが何も 点灯していない状態)で接続してください。電源を入れて接続すると、ドライバを探しに行ったり、面倒なことになるようです。本 体に緑色の電池マークが点灯し、充電が始まります。満充電に90分かかりますので、その間に下記の作 業を行います。


1.Photomate887の関連ソフト類の入手


・まず、大前提にLAP+INTAKEで有名なdp3さんのGPSロガーと走行軌跡解析のフリーソフトを導入することを前提にしています。
・ここでは、サーキット走行の解析を目指すことだけを考えていますので、その命題を最優先に、且つ、最も手軽な方法で達成することを目指します(要は、先 達の偉大な業績を上手く利用し尽させていただく・・)。
・よって、photomate887の同梱ソフトに依存することなく、目的を達成するのに良さそうな方法を優先しますので、(1)、(2)の各ソフトをま ず全てダウンロードしておいてください。

(1)LAP+INTAKEと、LAP+View.netのダウンロード

http://dp3.jp/dp3/LAP+/index.html

・上記から、LAP+INTAKEとView.netを(同時に入手できます)ダウンロードします。
・INTAKEで、GPSログ出力を、View.netで取り込める形式に変換します。

(2)MTK GPS Logger download Utilityのダウンロード

http://homepage2.nifty.com/k8/gps/file/MtkDLutj.htm
・上記から、photomate887で使用されている、MTK(Mediateck社)のGPSロガーのチップセットの設定ができる、MTK GPS Logger download Utilityという4riverさんが製作されたソフトをダウンロードします。
・zipファイルを解凍すると、中にMtkDLut.exeというのがありますので、それを使ってインストールします。
・このソフトで、photomate887のログの拾い方を変更し、LAP+での5Hz解析(サーキットなので、1回/1秒のデータでは荒すぎるため)に 合うように設定を変え、又、走行時だけログを取得し停止時はログの書き出しを自動で停止できるように(具体的にはV=1Km/hr以上でログ取得)設定し ます。

(3)Photomate887関連ソフトのダウンロード

http://www.transystem.com.tw/download/index.php
・上記から、Photomate887に同梱されてくるミニCDRの中身の最新versionの入手が出来ます(の製造元であるTRANSYSTEM社の WEBサイト)。
・必要なものは、GPS USBドライバーだけになります。

・以下は参考。参考の理由は、同梱のソフトは結果的に上記ドライバ以外は全然使わなかったので関連情報として記載しておきます。

http://www.gpsdgps.com/product/gpsdgps_dl/091022/1022_CD-ROM_ZiP887.zip
・上記は、私がphotomate887を購入したGPSDGPSの会社のサー バーに置いてもらったものです。
・その理由は、購入すると、簡単な日本語のマニュアルと、ミニCDRが付いてきますが、USB接続用のドライバー、各種ソフトが、XXX.rarというという圧縮形式で 入っており、あまり見慣れない拡張子だったので、圧縮ファイルと気付かなかった位です。

http://www.geocities.jp/oresamamansee/rar.html
・上記の中の(6) Lhaplus 1.51以降のVersion を使うと、unrar.dllのダウンロードは不要のようです。
具体的には、窓の杜からのダウンロード(下記)になっているようです。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/archive/archiver/lhaplus.html


・photomate887に同梱されたソフトの簡単な日本語マニュアル類は、GPSDGPのLINK先にあります。

PhotoMate 887 日本語ユーザーマニュアル 【PDF 1.0MB】(2009/2/20更新版)
Photo Tagger ソフトウェアマニュアル 日本語【PDF 730KB】(2008/11/18更新版)


2.Photomate887のPC接続

・下記を参考にする場合、私のPC環境はWINDOWS XPでの作業ですの でご注意ください。
http://www.transystem.com.tw/download/index.php
からダウンロードした.zipファイルを解凍すると、その中に、USB_Driverというフォルダがあり、その中に、 InstallDriver.exe(32bit用です。64bit用のexeもありましたが、娘のノートPCが64bitなのですが触らせてもらえな い・・)がありますので、インストールします。
・次に、先に充電していたphotomate887を一旦USBポートから抜き、GPSロガーの本体のお尻にある小さなスイッチを4秒ほど押します。する と、 本体の表面に、緑のログマークのLED、オレンジのGPS衛星把握LED、電池残量マークの緑(電池無いときは赤)のLED、青いbluetoothの LEDが点いて、すぐ、オレンジと青だけになって点灯が継続します。この状態で電源ONです(屋外で、GPSの電波を拾える状態ですと、そのうちオレンジ のGPS衛星把握LEDが点滅し、衛星固定(この状態でお尻のスイッチを2秒押すと、ログモードに移行します)。
・photomate887の電源ONを行ったら、USBケーブルで、再びPCに接続します。すると(たぶん)、USBドライバの場所を聞いてきますの で、先にドライバーを解凍したフォルダなどを指してみてください。どうも上手くドライバーを読み込めないようで、苦労しました。接続できているかどうか は、マイコンピューター/システムのプロパティの中の、ハードウエアのタブ内にある、デバイスマネージャーをピックし、その「ポート(COMと LPT1)」の下に、GPS_USB・・があるかどうかで判断できます。GPS_USB・・をダブルクリックすれば、接続で使用されているCOMポートの NO.も判り、この後に使用するGPSロガーの内部設定ツールのシリアルポートNO.選択で必要になります。又、通信速度は115,200bpsを選択します。

(3)GPSロガーのログ取得条件設定を変更する

・次に、photomate887の内部のGPSロガー取得条件を変えます。今回は、サーキット走行での軌跡をなるべく正確に拾うために、初期設定である 1秒に1回のログデータでは困るため、機能上の最小時間の0.2sec(5Hz)に変えなくてはいけません。又、停止しているときにログを吐き出さないよ うに、車速1Km/hr以上でログを出すように設定を変更します。
・今回のphotomate887のCDRに同梱されているGpsViewというソフトを使わず、今回はそのLAP+で紹介されている、同じ MTK(Mediateck社)のチップセットを用いたGPSロガーの全ての設定ができる、MTK GPS Logger download Utilityというソフトを使います(理由は、dp3さんのWEBサイトに説明があり判りやすいからです)。

http://homepage2.nifty.com/k8/gps/file/MtkDLutj.htm
・上記から得たzipファイルを解凍すると、中にMtkDLut.exeというのがありますので、それでインストールします。
・具体的な設定は、下記を参考にしてくださいl。
http://dp3.jp/dp3/LAP+/mtk.html#download
・又、上記の製作者である4riverさんの下記オリジナルサイトが大変参考になると思います。
http://homepage2.nifty.com/k8/gps/indexj.htm#006



・ちなみに、上記MKtDLutソフトをインストールし、photomate887を電源ONでUSBポート接続して、MKtDLutのSerial PortをONにすると、以下のようにGPSロガーがナビ設定になっているので、データが下の窓にどんどん流れている筈です。
Log settingやLog Downloadは、そのデータが下の窓にどんどん流れている状態で、タグを切り替えて作業を行います。
http://dp3.jp/dp3/LAP+/mtk.html#download
・Log settingやLog Downloadの準備ができましたら、いよいよ次に、photomate887をUSBから一旦取り外し、車両に載せて少し走ってログを取得してみま しょう(*1)。


http://dp3.jp/dp3/LAP+/index.html
*1:最終的に、当面のサーキット走行軌跡の描画、解析には、LAP+というフリーソフトを使わせていただこうと思っています。

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