・4A-GEはEFIなので、一般的なダイアグノーシスのチェックが可能。
・ダイアグチェックの為には、まず、エンジンルーム側のダッシュ車両左側にぶら下がっている黄色のT端子を短絡することから始める。その際、当然エンジンは掛かっている。
・T端子は左図の白いテープがそうである(本当は黒いゴムキャップが付いているが私のは紛失している)。
・この端子の両端に、コードやその端部に平板金具を付けたようなもので短絡(接続)する。
・すると、メータ内にオレンジ色でエンジンの絵とcheckランプが点滅するので、その点滅回数を数えて下の表から問題箇所の有無をチェックする。
項目 点滅回数 正常 1 吸気圧信号 2 点火信号 3 水温センサー信号 4 O2センサー信号 5 回転数信号 6 スロットルポジションセンサー信号 7 車速信号 8 スタータ信号 10 スイッチ信号 11
・エンジンアイドル回転数を調整する際も、まず最初にエンジンを十分暖機した後、上記T端子を短絡させて(通常回転数は短絡前と変化する)から左図のアイドル調整スクリューを回して合わせる。
・エンジン回転数は必然的にタコメータで調整することになるが、そもそも車載のタコメータ回転数はあまり正確ではないことも頭の隅に記憶しておく必要がある。
・点火時期調整も上記T端子短絡後、エンジン回転をn=800rpmに調整してから行なう。