[AE86ここが壊れる]

ダイアグノーシスチェック

1.ダイアグノーシス判定

・4A-GEはEFIなので、一般的なダイアグノーシスのチェックが可能。
・ダイアグチェックの為には、まず、エンジンルーム側のダッシュ車両左側にぶら下がっている黄色のT端子を短絡することから始める。その際、当然エンジンは掛かっている。
・T端子は左図の白いテープがそうである(本当は黒いゴムキャップが付いているが私のは紛失している)。
・この端子の両端に、コードやその端部に平板金具を付けたようなもので短絡(接続)する。
・すると、メータ内にオレンジ色でエンジンの絵とcheckランプが点滅するので、その点滅回数を数えて下の表から問題箇所の有無をチェックする。

項目点滅回数
正常1
吸気圧信号2
点火信号3
水温センサー信号4
O2センサー信号5
回転数信号6
スロットルポジションセンサー信号7
車速信号8
スタータ信号10
スイッチ信号11

2.アイドル回転調整

・エンジンアイドル回転数を調整する際も、まず最初にエンジンを十分暖機した後、上記T端子を短絡させて(通常回転数は短絡前と変化する)から左図のアイドル調整スクリューを回して合わせる。
・エンジン回転数は必然的にタコメータで調整することになるが、そもそも車載のタコメータ回転数はあまり正確ではないことも頭の隅に記憶しておく必要がある。
点火時期調整も上記T端子短絡後、エンジン回転をn=800rpmに調整してから行なう。

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