ルブイミング取る

'01.7.29.


バルブタイミングを測る

・さあ、バルブタイミングを取ろう。
・クランクプーリーに文房具屋さんの360度分度器を貼って、針金(私の太いのはアルミ針金)を何処かに固定して先を尖らせて分度器に合わせます。
・クランクは、写真のように、#1シリンダのピストン圧縮上死点に合わせ、ダイヤルゲージを#1ピストンの上に当てて、クランクプーリー×ベルトロアカバーの0点表示と、クランクシャフト×ブロックの0点表示のすべてが0に合っているか確認します。
・これが狂っていると、今後の全ての作業が狂ってしまうのでよく確認、狂っていたら白ペンなどで補正しておきます。

・次にカムの下のバルブリフターの上のシムにダイヤルゲージを当てて(写真はIN側に当てた時のもの)、0点の位置から、クランクをCWの方向に正転させていくと、#1シリンダのエキゾースト(EX)側のカムが最大下げ位置に来るので、その最下点の位置をクランク角度で読みます。


・写真のEXの↑(基本はクランク0位置からCWに110deg)の両側に線が引いてあるのは、右側がバルブのリフトが止まった位置、左側がバルブが動き出したい位置をマーキングしたもので、その中央がEXカム最大リフト位置とします。
・今回は0.5deg以下の誤差で最初からOKでした(ラッキー:死語)。


・インテーク側も同様。
・インテークのカム最大リフト位置は、TOPからCCWで110degの位置。
・当初8deg遅れていた。今回は、何回かの調整(スライドプーリーで行なう)で108degに合わせた。

エンジン本体の組み付けは終了。
あとはインテークとスロットル類ですが、週末かなぁ。

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