さて、帰宅後、2004年のFISCOショートコース走行記を、改めて読み直してみると、あることに気が付きました。
- FISCOショートコースは珍しい左周りのコース。
- 先回、走行したときと同じく、今回も大量のブローバイが出ており、オイルが多量にキャッチタンクに溜まり、PITでデッドソークしている間に
床にオーバーフローしていました。10分も走ると500cc程度は放出されているようで、持参したオイル1000ccと、カナメ氏予備も500ccは頂い
たと思うので、都合2000cc程度は継ぎ足したようです。だいたい、こういうときはピストンが割れていることが原因なのですが、点火プラグを点検しても
その兆候を示すオイルの付着はありません。
これは、2004年の時と全く同じでした。
- 要するに、日頃回らない方向に旋回しているため、右に高Gが長く掛かる走ると、ブローバイガスに釣られて出てしまうオイルの量が増える原因が
あるのでは。
- そこで思い当たったのは、4A-GEのブローバイ取り出し口は、カムカバーの車両右側にあるという事実です。そう、左旋回でオイルは右に寄り
ます。現在の私のヘッドは92後期ですが、そのヘッドにはオイルが上がりすぎる(92後期よりオイルジェットが追加になったりしている)からか、シリンダ
ブロック側にオイルを降ろすパイプが追加になっています。私の4A-GEはオイルポンプのリリーフスプリングを強化しているので、油圧自体も高くしていま
すが、先のヘッドから腰下へのオイルリターンを閉じている(86純正のウォーターラインと少し干渉するからです)為、ブローバイでのオイル噴出しが多いの
かもしれません。
そこで、KODA氏が、SUPER
CHAGERのカムカバーのブローバイはカバーが高いこと、ホース径が大きいことから、オイル共釣れでの吐き出し量が低減されるかもしれない、ということ
でした。早速、RSKよりそのカバーを拝借し、GW中に、立体交差のあるサーキットに出かける為、効果の程を確認して来ようと思います。
とにかく、オイル噴出が、ピストンが棚落ちしているようなことで無ければよいのですが・・。サーキット行く前に、プラグや圧縮圧など、再度確認しておきた
いと思います。